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松戸市への思い———
私は、松戸市の副市長に就任以来、市内の様々なところに赴きました。多くの方が、熱く松戸のことを語って下さり、松戸愛の強さを実感しました。私も、この松戸が大好きになりました。
松戸は、全国トップの子育て環境を誇り、医療環境も充実し、とても便利で住みやすいまちです。松戸宿、小金宿などの歴史を有し、戸定邸、本土寺、矢切の渡しなど、歴史的資源も豊富です。人気のラーメン、「二十世紀梨」発祥の地としての梨、矢切ネギ、枝豆、レモン、イチゴなど美味しい農産物やグルメもたくさんあります。21世紀の森と広場や多くの里山など、みどりも豊かです。
しかしながら、私が皆様からお聞きしたのは、「松戸は周りと比べて元気が無いよね」という声でした。でも、私はもっと自信をもって良いと思います。松戸には、たくさんの魅力や高いポテンシャルがあります。昨年には人口が50万人に到達し、県内で3番目の市となりました。そして何よりも様々な「人」の力があります。
私はこれまで、国土交通省の他、内閣府防災担当、関東地方整備局、山口県庁、東北大学などで勤務し、まちづくりやインフラ整備、防災、不動産、住宅、観光、交通、スポーツ、文化、産業などの分野で、国の立場、県の立場から、様々な行政経験を積んできました。
本郷谷市長が急遽辞職を表明された、この松戸の緊急事態に、様々な「人」の力を結集しながら、国や県、大学での経験、そして何よりも、松戸市副市長としての経験を全てぶつけて、笑顔がこだまする、50万都市松戸の未来を、皆様とともに創っていきます。

副市長時代・10か月の実行力
- ①常盤平団地の再生に向けて「常盤平駅周辺のまちづくり方針」を公表、「UR都市機構との連携及び協力に関する覚書」の締結を実現
- ②「新焼却施設基本構想」の策定により、新クリーンセンター建設が大きく前進
- ③産業・経済力の強化のため「市街化調整区域地区計画ガイドライン」を策定
- ④小中学校給食費の1学期完全無償化を実現
- ⑤2025年度中に、すべての小・中学校の体育館に空調を整備
- ⑥資材高騰による商店会や農業への支援を拡充
- ⑦米国の関税措置への中小企業向け相談窓口の設置
「楽しい」「強い」「優しい」松戸を創るための12の約束と、58の取組
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1.未来に向けて、街を新しく生まれ変わらせます
- 松戸の顔である松戸駅周辺の再開発を進め、買い物や食事を楽しむことができ、周りからも人が集まるような、賑わいのある魅力ある街を創ります。
- URと連携して常盤平団地の再生を進め、現在の街の風景を活かしながら、常盤平地区を先進的なモデルとなるような街にリニューアルします。
- 新松戸駅東側地区の土地区画整理事業を着実に進めるともに、常磐線快速列車の停車については、その実現に向け関係機関と協議を続けます。
- 北小金駅南口における市街地再開発事業を着実に進めるとともに、北口についても、地元からの要望を踏まえながら検討を進めます。
- 未来への投資である新たな街づくりを計画的に進めるため、安定的な財源の確保策を講じます。
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2.新たな開発や交通アクセスの整備により、地域の活性化を図ります
- 松戸に残された貴重な土地である矢切耕地について、農地の集約化を進めながら、賑わいや街の活力を創出するための地域の在り方について検討を進めます。
- 成田空港へ短時間でアクセスが可能となる北千葉道路の早期開通に向け、国や県と連携しながら取組みを進めるとともに、沿線地域の開発を早期に進めます。
- 松戸市立総合医療センターや21世紀の森と広場の利便性向上につながる千駄堀地区への新駅設置(JR武蔵野線)や、東京スカイツリーや豊洲、臨海副都心などへダイレクトにアクセスが可能となる地下鉄11号線(半蔵門線)の延伸(松戸~四ツ木~押上)について、その実現に向けて、地元や周辺自治体と連携しながら検討を進めます。
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3.安全・安心なまちづくりを徹底的に進めます
- 行政、地域、民間などあらゆる分野において「まつど防災総点検」を行い、まち全体の防災力を徹底的に強化するとともに、市の組織を強化します。
- 市内の街頭や公園、駐輪場の防犯カメラの設置台数を大幅に増やし、街の防犯力を徹底的に強化します。
- 松戸駅周辺の客引きについて、街頭巡回等を拡充などにより、客引き行為等の防止を強化します。
- 道路や下水道などのインフラ、学校施設などの公共施設などの老朽化・耐震化対策を戦略的に進めます。
- 県有地である旧古ヶ崎浄水場跡地について、防災公園として整備を進めるよう県に強く働きかけます。
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4.教育環境が充実した、「子育て日本一」の街にします
- 妊婦検診等への支援、産後ケア、乳児検診や予防接種の充実、乳幼児向け遊び場の整備、「こども誰でも通園制度」の本格実施などにより、妊娠・出産から子育てまで、切れ目ない支援を行います。
- 幼稚園預かり保育の拡充、「松戸手当」や就職支援、奨学金返済支援などによる幼稚園教諭、保育士の人材確保支援などにより、待機児童ゼロを継続します。
- 幼稚園・保育園と小学校、小学校と放課後児童クラブ、小学校と中学校、中学校と高校、高校と大学との連携を強化するなど、シームレスな教育環境を整備します。
- 価値観が多様化している状況を踏まえ、小学校から高校に至るまで、生徒一人ひとりが、それぞれの希望に応じた、長所を伸ばすような教育を受けられるよう、特色ある教育環境の整備を進めます。
- 常盤平地区全体のリニューアルと併せて、他のモデルとなるような先進的な教育環境を整備します。
- 2学期以降の給食の完全無償化については、物価高騰の状況や国の動向等を注視しながら検討します。
- 公園施設のリニューアルを計画的に進めるとともに、一人当たり公園面積の向上を図ります。
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5.松戸を「稼げる街」「働きやすい街」にします。
- 「まつど産業戦略会議」を立ち上げ、市内企業の成長や企業立地、新規起業を推進し、雇用の創出、賃金の向上を図り、松戸を「稼げる街」にします。
- 市内にぞれぞれ特色のある4大学がある強みを活かし、産学公民連携によるイノベーションの創出を推進します。
- 農産物のブランド化や地産地消、学校給食での提供などを進めることにより、農産物の高付加価値化、消費拡大を進めるとともに、農地の集約化を徹底的に行うことなどにより、農業従事者の経営基盤の強化を図ります。
- 様々な方々が自分らしく働ける環境づくりとして、サテライトオフィスの立地を促進するとともに、幅広い世代に対して就労支援を行います。
- 妊娠・出産等で離職した女性の再就職や就労継続を支援するため、相談窓口の設置や、子育て支援施設を活用したコワーキングスペースの設置などを進めます。
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6.観光・シティプロモーションを強化し、松戸を「有名な街」にします
- 梨、ネギ、ラーメンなどのグルメ、松戸宿、小金宿、などの歴史、戸定邸、矢切の渡しなどの歴史的資源、21世紀の森と広場、桜並木など、松戸が誇る魅力を徹底的に活用し、観光客を倍増させます。
- 国や周辺自治体とも連携し、江戸川やふれあい松戸川の水辺空間を有効活用し、市外からも人を呼べる魅力的なエリアにします。
- 松戸の様々な資源を活用したロケ地誘致を強力に行うことにより、観光客の増加に加えて、市民の皆様の松戸への誇りと愛着の醸成を図ります。
- 市長自らトップセールスを行い、松戸の様々な魅力を日本全国にPRするとともに、松戸ゆかりの著名人にもご協力頂きながら、松戸のシティプロモーションを強化します。
- 市民みんなで応援できる「ゆるキャラ」を誕生させ、市民の皆様の松戸への誇り、愛着の気持ちを醸成します。
- 魅力的な返礼品の掘り起こしを行うことで、ふるさと納税の寄付額を大幅に増加させます。
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7.誰もが移動しやすい街づくりを進めます
- 国や県と連携しながら、「渋滞解消プロジェクト」を立ち上げ、松戸の大きな課題であり、大きな損失を生んでいる深刻な道路渋滞を徹底的に減らします。
- 高齢者や障がい者、ベビーカーなど誰もが安心して移動できるバリアフリーな街づくりを、パラアスリートの皆様のご協力もいただきながら進めます。
- 電車やバスに加え、コミュニティバスやグリーンスローモビリティ(グリスロ)、自動運転車両、シェアサイクルなど、様々な移動手段の活用により、市民の皆様の快適な移動を実現します。
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8.市民の皆様のスポーツ・文化芸術活動を応援します
- プロスポーツチームの誘致や、松戸にゆかりのあるトップアスリートの方々との連携により、スポーツを通じた、市への誇りや愛着の気持ちを醸成します。
- 市民の皆様が気軽にスポーツを楽しめるように、スポーツ施設の新設や、古くなった施設のリニューアルを進めます。また、アーバンスポーツやダンスなど新たなスポーツについても、楽しめる環境を整備します。
- 古くなった中央図書館や文化芸術活動の拠点である市民会館について、新拠点ゾーンでの建設を念頭に、賑わい創出の機能も備えた、新しく魅力ある施設に生まれ変わらせます。
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9.すべての方々が活き活きと活躍できる共生社会を創ります。
- 「こども食堂」や「まつどDEつながるステーション」など、様々な人が集まることのできる居場所づくりを自治会、NPO、学生ボランティアなど様々な方々と連携しながら推進します。
- 男女共同参画、LGBTQ+、外国人、障害者などへの配慮が、普通のことになるような社会を創ります。
- 家族の一員であるペットについて、賃貸住宅や店舗の受入れ態勢整備、飼い主マナーの向上などを進め、ペットと共生できる街を創ります。
- 物価高騰に苦しむ方々に対し、その実情をしっかりと把握するとともに、実情に応じたきめ細やかな支援を迅速に行います。
- 今年日本で初めてデフリンピックが開催されることを契機に、聴覚障害者を始め、様々な障害を抱えた方々への理解を増進します。
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10.充実した医療や福祉が受けられる街を創ります
- 高齢化がピークを迎える2040年以降を見据え、住み慣れた“松戸”で暮らし続けられるよう、在宅医療・在宅介護のさらなる充実や多様な住まいの整備を進めます。
- 支える介護人材確保のため、外国人材やボランティアも含めた多様な人材活用や魅力向上に向けた取り組みを推進します。
- 健康寿命の延伸に向け、医師会・歯科医師会・薬剤師会等と更なる連携を図り、生活習慣病等の早期発見・早期治療につなげます。
- 東葛北部保健医療圏の基幹病院として、三次救急や周産期、小児医療、感染症や災害対応など民間医療機関の負担が大きい医療を担う松戸市立総合医療センターについて、経営改善に向けたプロジェクトチームを立ち上げます。
- 国民健康保険制度については、持続的な制度とするための検討を行い、国や県への要望も行います。
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11.環境にやさしい、みどりあふれる街づくりを進めます
- ゼロカーボンシティ都市として、森林環境譲与税を活用した他自治体との連携をさらに進めるとともに、公共施設等の照明の一括LED化の推進などにより、「2050年度に市域からのCO2排出量を実質ゼロ」の目標を達成します。
- 老朽化した和名ヶ谷に代わる新たなクリーンセンターについて、市単独での確実なゴミ処理を念頭に、令和16年度の操業開始に向けて、必要な取組みを進めます。
- 「第36回全国『みどりの愛護』のつどい」を確実に成功させるとともに、そのレガシーを、今後のみどりの街づくりに活かします。
- 「フォレストマネジメント」の仕組みづくりにより、森の効用・機能を発揮させながら、森を身近な存在にすることで、緑を大切にする心を育み、市内に残された貴重な緑を保全します。
- 「SDGs未来都市」として、企業・団体の皆様や、学生の皆様とも連携しながら、2030年に向けてSDGsの取組みを強力に推進します。
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12.市役所を「市民の役に立つ所」にします
- 「すぐやる窓口」を新設し、市民の皆様の声をワンストップでお受けし、「すぐやる精神」で対応します
- 市長自ら、様々な場所に出向き、市民の皆様のご意見を直接お聞きする「市長出張ミーティング」を開催し、市民の皆様や地域が抱えている課題に迅速に対応します。
- 市役所業務について、AIの活用や業務内容に応じた勤務時間の柔軟化などにより、業務の徹底的な効率化、職員の働き方改革を推進します。
- 市役所の建替え問題については、これまでの議論の経緯を踏まえつつ、資材高騰等の状況も見極めながら、丁寧に検討を進めます。新庁舎の建設に当たっては、シンプルでコンパクトな庁舎とし、コスト縮減を図ります。
- ネーミングライツの導入や、市有地の有効活用など、新たな歳入確保策を積極的に講じます。
- 災害などいざという時の市の貯蓄である財政調整基金について、100億円程度まで積み上げます。
これは取り組みたい政策の一部分です。皆さまの声に耳を傾け、ひかりの速さで、のぞみを叶え、
笑い声が“こだま”する松戸を共に作って参りましょう!!



最先端技術の活用促進



「コンさるくん」と



トップとして陣頭指揮



進捗状況を確認




こだま典彦プロフィール
1975年(昭和50年)5月生まれ
新潟県魚沼市出身、松戸市在住。
妻(茂原市出身)・長男(大学1年)長女(高校1年)の4人家族、まだまだ子育て中。
新潟県立六日町高校、一橋大学法学部卒。
小・中学校は野球部、高校は硬式テニス部、大学では体育会スキー部に所属。
趣味:ドライブ、スキー、プロレス観戦
血液型:O型
好きな食べ物:トンカツ、もつ焼き、実家の田んぼで取れた魚沼産コシヒカリ
好きな色:緑
座右の銘:「人生はチャレンジだ!」「命は我より作し、福は己より求む」
尊敬する人:祖父(小学校しか出ていませんが、私の人生の節目節目で大切なことを教えてくれました。)




新人戦で5位入賞





〈主な職歴〉
平成11年 建設省(現:国土交通省)入省
- 小学生の頃、高速道路や新幹線が開通した経験から、地域にとってのインフラ整備の重要性を強く感じ、建設省に入省。
平成19年 関東地方整備局 総務部人事課長
- 4,500人もの職員の人事管理を担当。平成21年 東北大学 大学院法学研究科 准教授
- 公共政策大学院で、政策の企画立案を指導する公共政策WSを担当。
- 法学部で、住宅政策(講義)、社会資本整備政策演習(ゼミ)を担当。
平成23年 国土交通省 大臣政務官秘書官
- 政務官に随行し、日本全国各地のみならず、海外も駆け回る。平成25年 山口県 産業戦略部 審議監、次長
- 「やまぐち産業戦略推進計画」を策定し、県の産業力強化を推進。
- コンビナート再生を進めるため、「やまぐちコンビナート連携会議」を立上げ。
平成28年 山口県 観光スポーツ文化部長
- エアラインと交渉を重ね、山口宇部空港で初となる国際定期便の就航を実現。
- ロシアを3度訪問し、クラスノダール地方政府との友好協定の締結を実現。
- 「クルーズやまぐち」を立ち上げ、大型クルーズ船の寄港を5倍以上に増加。
- 韓国、中国、台湾、香港、ロシア、スペイン、ベトナム、シンガポール、マレーシア、ブラジル、ペルーなど、各国を訪問。
令和元年 国土交通省 総合政策局 政策課 政策企画官
- コロナ禍において、4度に渡る緊急経済対策の省内取りまとめに奮闘。
令和2年 内閣府 政策統括官(防災担当)付 参事官(防災計画担当)
- 災害対策基本法の改正を担当し、避難指示と避難勧告の一本化等を実現。
- 熱海の土石流災害では、内閣府調査チームのトップとして現地派遣。
被災現場や避難所の状況把握、市と国との連絡調整等に奮闘。
令和4年 国土交通省 不動産・建設経済局 地価調査課長
- 全国の地価の調査(公示地価、基準地価)を担当し、年2回、調査結果を公表。
- 22年振りとなる鑑定評価料のアップを実現するなど、不動産鑑定士の処遇改善を強力に推進。